1.大切なお願い
「お客様の大切な髪を、最高のウィッグに仕上げるために。 カットの仕方が仕上がりの品質を左右します。 美容院へ行かれる前に、必ずこのページを美容師様にお見せください。」
【よくあるご質問】抜けた髪(抜け毛)や落ちている髪は使えますか?
結論から申し上げますと、抜け落ちた髪を集めたものは、ウィッグ製作に使用することができません。
その理由は「毛絡み」です。 髪には「キューティクル」というウロコのような向きがあります。生えている髪をカットする場合は根元と毛先が揃っていますが、抜けた髪をバラバラに集めると、この向きが逆さまに混ざってしまいます。

キューティクル画像
向きが逆の髪が混ざると、マジックテープのように互いに引っかかり、一度絡まると二度と解けないほどひどい毛絡みを起こしてしまいます。
せっかく大切に集めていただいた髪を無駄にしないためにも、必ず「今生えている髪」を、このページ3の手順通りにカットしてお送りください。
2. 切り取る自毛の長さと、出来上がりのウィッグの髪の長さの関係を理解しましょう。
お預かりする自毛は必ず20㎝以上必要です。製品完成の後、スタイルカットで数センチ整えることを考慮するとできれば、25㎝は欲しいところです。
ところで、同じ長さの髪を使っても、ウィッグのどこに植毛するかによって髪の長さが違ってきます。
例えば、30㎝の髪をウィッグに植えると以下のようになります。
1)頭頂部—–髪を半分に折って植える。
例:30㎝の髪→植えるとそれぞれの髪は半分の15㎝の長さになる
理由:結び目の一方の髪を短くすると、ちょうど分け目・つむじのため。
その部分髪がツンツン立ち上がり、見た目が美しくないので、それを避けるため。
2)側頭部・後頭部・襟足—–髪を3分の1~4分の1程度折って植える。
例:30㎝の髪→植えると3分の1~4分の1程度短くなりそれぞれの髪は約18~20㎝の長さになる。
理由:頭頂部以外は、下向きに植えるので髪が立ち上がることはない。また毛絡みを防ぐため、結び目の一方の髪を短くして植える。

このように植えた場合は、下の画像のように髪は毛先にレイヤー(段)の入ったスタイルとなります。

もし、レイヤー(段)を入れないスタイルにしたいなら、頭頂部に使う髪の長さは2倍の60cmの自毛が必要です。どのくらいの髪の長さのウィッグにしたいのか、よく考えてからカットしましょう。
3. 美容師さんへのお願い
- 必ず「乾いた状態」でカットしてください。(濡れた髪はカビの原因になります)
- 数カ所に分けてゴムで固く縛ってください。
※残す地毛によって、ゴムの位置を変えます。(下記画像参照)- ゴムの2cm以上上をカットしてください。
※丈夫な髪ゴムを使いましょう。
※バラバラになると使えません。切り落とした後も束のまま保管してください。




湿気・直射日光を避けて保存してください。時々ゴムの緩みも確認し、ゴムを替えてください。
「一人分の髪の量では足りないかもしれない」 「家族の髪を少しずつ出し合って、一つのウィッグを作りたい」
複数名の方の髪を合わせて、一つのウィッグに仕上げることができます。
髪色が違っても大丈夫: それぞれの髪色は、ご希望の色へ合わせて染色いたしますので、仕上がりはとても自然です。

【見た目重視で表面に自毛を使う、または顔回りの肌に触れる部分を自毛で仕上げる】
- 表面(見える部分): 一番目立つ頭頂部や分け目付近に、お預かりした大切な「自毛」を集中して植えます。
- 下層(見えない部分): 髪の内側などには、自毛の質感に限りなく近い「弊社の人毛」をバランス良くブレンドします。
- 顔回りに自毛をメインで使用する:肌に触れる部分は自毛が良いというご希望をかなえます。
こうすることで、「一番大切な見える部分は100%ご自身の髪」「心地よい使用感」を実現します。
4. ご自宅での準備・梱包方法
- ステップ1: 束ねた髪を、そのままキッチンペーパーや清潔な紙で優しく包んでください。
- ステップ2: 袋に入れてください。(どんな袋でも結構ですが、密閉しないでください。)
- ステップ3: 封筒やレターパック、宅配などで以下の住所までお送りください。
※髪は非常に湿気に弱いため、完全に乾いていることを再度ご確認ください。
※ご送付の際は、お電話かメールを頂けますと助かります。
5. 発送先情報
〒308- 0067茨城県筑西市上平塚175 有限会社ドリームアチーブメント(工房の運営会社名です)
電話0296-28-5097
品名:「髪」とご記入いただくとスムーズです。
6. 届いた後の流れ
髪が工房に到着しましたら、まずは野沢より状態確認のご連絡(お電話またはメール)を差し上げます。大切にお預かりいたしますので、ご安心ください。
